iSpring研修FAQ 運用・ステータス・更新対応 ~「作って終わり」にしない研修運用の考え方
eラーニングや社内研修を運用していると、必ず一度はこんな壁にぶつかります。
- 「コンテンツを修正したら、もう受講完了している人はどうなる?」
- 「毎回、全員に再受講させる必要があるの?」
- 「どこまでが軽微な修正なのか判断が難しい…」
この記事では、iSpringで研修を作成・運用している現場担当者向けに、「実務で一番つまずきやすいポイント」をFAQ形式で整理してみました。
現場・管理者・監査、それぞれの立場で「困らない」ための考え方ですので参考にしてください。
この記事の前提について
本記事は、「iSpring Suite 活用処方箋シリーズ(全4回)」の続編として、
研修を「作った後、どう運用するか」に焦点を当てています。
まだ未読の方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
Q1. コンテンツを修正した場合、すでに受講完了している人のステータスはどう扱えばいいですか?
結論から言うと、自動的に未受講に戻す必要はありません。
多くの現場では、
- その時点での内容を受講・理解していれば「完了」として扱う
- 修正内容が重要な場合のみ、別途フォローを行う
という考え方が一般的です。
研修のステータスは「その時点での到達」を示すものです。
後から内容が変わったからといって、
過去の受講が無効になるわけではありません。
Q2. 修正のたびに、全員に再受講させる必要はありますか?
いいえ。ほとんどのケースで再受講は不要です。
再受講を検討すべきなのは、
- 法令・コンプライアンスに直結する変更
- 業務手順や判断基準が変わる更新
など、「知らないと業務に支障が出る」変更に限られます。
Q3. どこまでが「軽微な修正」で、どこからが「再受講が必要な更新」になりますか?
軽微な修正(再受講なし)
- 誤字脱字・表現の修正
- 図やスライドの見やすさ改善
- 補足説明の追加
再受講を検討すべき更新
- 法令・社内規定の変更
- 業務フロー・判断基準の変更
- リスク・事故防止に関わる内容の変更
判断のポイントは、
「この変更を知らないと困る人がいるか?」です。
Q4. 旧バージョンの研修コンテンツは削除しても問題ありませんか?
原則として、削除せずに残しておくことをおすすめします。
理由は、
- いつ、どの内容で研修を実施したか説明できる
- 監査・内部確認で履歴を求められることがある
ためです。
実務では「現行版」と「履歴用」を分けて管理されることが多くあります。
Q5. iSpring Suite AIで作ったコンテンツは、更新や差し替えが本当に簡単ですか?
はい。基本的にはPowerPointベースで修正できるため、更新・差し替えのハードルは低めです。音声もノート部分のテキスト修正で済みますので、音声収録の負担も少ないです。
「修正=大作業」になりにくいことは、運用フェーズでは大きなメリットになります。
Q6. iSpring LMSを使わないと、この運用はできませんか?
必須ではありません。
既存のLMSや小規模運用でも、「更新前提で設計する」という考え方は取り入れられます。
Q7. 研修を「更新前提」で設計すると、現場が混乱しませんか?
むしろ逆です。
更新前提で設計されていない研修ほど、
古い内容が放置され、現場とのズレが大きくなります。
更新前提とは、
内容が変わることを前提に、変わった時に困らない構造にしておくことです。
Q8. そもそも、研修が「回っている状態」とはどういう状態ですか?
「作る → 使う → 見直す → 直す」が止まらずに回っている状態です。
完璧な初版より、少しずつ改善され続けていることが重要です。
Q9. 小規模(1部署・少人数)でも、この考え方は有効ですか?
はい。むしろ小規模な現場ほど効果が出やすい考え方です。
担当者が1人でも、最初に設計の考え方を整理しておくことで運用が楽になります。
Q10. どこから手をつければいいか分からない場合、最初に整理すべきことは何ですか?
ツールの見直しではなく、まず次の3点です。
- この研修で何を判断できるようにしたいか
- 変わりやすいポイントはどこか
- 更新時の判断者は誰か
この3つを書き出すだけでも、研修運用の見え方が変わってきます。
おわりに
ここまで読んで、
- この判断で合っているか不安
- 自社の場合どう考えるべきか整理したい
・・・と感じた場合は、
研修設計・運用の壁打ち相談としてお話しすることもできます。
現場目線で一緒に整理します。まずはお気軽に無料相談ください。
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