研修が回り始める会社が、最初にやっているたった一つのこととは?iSpring Suite AIを効果的に使う!

研修が回り始める会社が、最初にやっているたった一つのこととは? まず「これ」をやめる

研修が回らない会社のための iSpring Suite 製品 活用処方箋シリーズ④(最終回)



ここまでシリーズを読んでくださった方の中には、こんな不安を感じている方もいるかもしれません。

結局、研修の考え方から全部最初から見直さなきゃいけないのではないだろうか?今までやってきたことをムダにするのか・・・?

大丈夫です。安心してください。

研修が回り始める会社は、最初から大きな改革をしているわけではありません。

結論から言いますと

研修が回り始めるために、最初にやるべきことは、たった一つです。

研修を「完成させよう」とするのを、やめる。

これが、最初の一手です。

なぜ「完成」を目指すと、研修は止まるのか

これまでのシリーズで整理してきた通り、

  • 研修をイベントとして捉えると → 単発で終わる
  • 研修を教材として捉えると → 作って終わる
  • 完成度を高めようとすると → 更新が重くなる

結果として、

  • 使われない
  • 古くなる
  • 見られなくなる

という流れに入りやすくなります。

つまり、研修が止まる原因は「未完成だから」ではなく、「完成させようとしすぎること」なのです。

研修が回る会社は、こう考えています

研修が比較的スムーズに回っている会社では、研修を次のように捉えています。

  • 完璧でなくていい
  • 後から直せばいい
  • 業務を助ける道具の一つ

研修は「作るもの」ではなく、「使いながら育てるもの」

この前提に立つだけで、設計も、運用の負担も、大きく変わります。

回り始めるための現実的な処方箋(3ステップ)

では、具体的に何から始めればいいのでしょうか。ここでは、現場で無理なく実行できる3つのステップを紹介します。

STEP1|テーマを1つに絞る

いきなり全社展開を考える必要はありません。

  • 一番困っている業務
  • 問い合わせが多いテーマ
  • 新人がつまずきやすい作業

1部署・1テーマで十分です。

STEP2|完成度70%で出す

  • ナレーションがなくてもいい
  • クイズは1問でもいい
  • PowerPointベースで十分

重要なのは、「更新する前提で公開する」こと。

最初から完璧を目指さないことで、研修は止まりにくくなります。

STEP3|役割を1つだけ決める

必要なのは、立派な体制ではありません。

  • 誰が作るか
  • 誰が直すか
  • 誰が管理するか

このうち、1つでも決まっていればOKです。すべて同じ人でも問題ありません。

よくある不安:更新したら、受講ステータスはどうする?

ここで、現場の方からよく出る質問があります。

「コンテンツを修正した場合、すでに受講完了している人のステータスはどう扱えばいいのでしょうか?」

結論から言うと、すべてをリセットする必要はありません。

重要な更新がある場合の基本ルール

業務に影響する重要な更新があった場合は、次のように扱うのが現実的です。

  • 旧バージョン:受講完了ステータスはそのまま残す
  • 新バージョン:新しい研修として再割当てし、受講してもらう

つまり、

研修は「上書き」ではなく、履歴を残しながら更新する

という考え方です。

なぜ「完了を消さない」のか

  • 受講した事実を尊重できる
  • 受講者の納得感が高い
  • 監査や説明が圧倒的に楽

「ちゃんと受けたのに、なかったことにされる」という受講者の不満・脱力感・反発を生まず、管理側の運用負荷も最小限にできます。

ツールの話を、少しだけ

こうした「未完成前提・更新前提」の研修運用では、ツールにも条件があります。

  • 修正が重くならない
  • 属人化しにくい
  • コンテンツと受講管理を一体で扱える

この点で、 iSpring Suite 製品 は非常に相性の良いツールです。

  • PowerPointを起点に修正できる
  • 小さく作って、後から直せる
  • LMSと連携し、再割当ても現実的

だからこそ、「作って終わり」ではなく「回し続ける研修」を支えられます。

もし、ここで立ち止まっているなら

ここまで読んで、

  • 自社がどの研修観にいるのか分からない
  • 何から手をつければいいか迷っている
  • 小さく始めたいが不安がある

そんな状態であれば、一度、現状を整理する時間を取るのも一つの方法です。

考えを言語化するための壁打ちとして。

シリーズを通して伝えたかったこと

研修は、

  • 立派に作るものではなく
  • 一度で完成させるものでもなく
  • ツールだけで解決するものでもない

使われ続けることで、意味を持つものです。

もし今、研修が回らずに悩んでいるなら、

人やツールを責める前に、「研修をどう捉えているか」を一度立ち止まって見直してみてください。

このシリーズが、そのきっかけになれば幸いです。

次回予告

今回の記事では、考え方と全体像を整理しました。
次回は、現場でよく出る疑問――

  • 更新したら、受講ステータスはどう扱う?
  • 再受講は誰に必要?
  • 軽微な修正と重要な修正の線引きは?

といった「よくある質問(FAQ)」をまとめて整理します。
よくある質問(FAQ)はこちら

iSpring Suite AI活用シリーズもぜひご参考になれば!



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※iSpring Suite MaxはiSpring Suite AIに名称変更されました