eラーニングの効果は“教材形式の選び方”で変わる!~iSpringで最適な学習体験を作る方法~iSpring Suite AI活用シリーズ②
教材作りというとまず「内容」をイメージしがちですが、実は学習者の理解度や記憶定着に大きく影響するのが 教材の “形式” です。
同じ内容でも、
- 文章中心で読むのか
- スライドで視覚的に学ぶのか
- クイズで確認するのか
- 対話で体験するのか
によって、得られる効果はまったく変わります。
iSpring Suite AI は多くの教材形式をサポートしているため、目的に合わせて教材形式を選べるのが大きな強みです。
今回は「教材形式の使い分け」をテーマに、iSpring Suite AIで作れる主な形式と、それぞれがどのような用途に最適かを整理します。
1. iSpringで作れる教材形式の一覧と特徴
(1) スクロール型コンテンツ(iSpring Cloud / AI生成)
前回の記事「iSpring Suite AIで教材作成がここまでラクに!」 で、AIによる教材作成の流れをご紹介しました。
そこで紹介した iSpring Suite AI のAI機能を使って作るのが、このスクロール型コンテンツです。
iSpring Suite AI によって生成されるのは、Webページのように読み進められるスクロール型の教材です。
この「スクロール型コンテンツ」のメリットは・・・
- テキスト中心
- AIが文章・画像・クイズまで生成
- すぐ公開できる
- スマホでも読みやすい
- 知識インプットに最適
つまり、短時間で大量の教材を作りたい場合に最強です。
スクロール型コンテンツ画面イメージ
(2) スライド型教材(PowerPointベース)
iSpringの原点とも言える形式で、PowerPointをそのままeラーニング教材化します。
メリットは・・・
- レイアウト自由
- 図解、箇条書き、アニメーションが使える
- 講義スタイルの教材に最適
- 研修資料と共通化しやすい
「視覚的に伝えたい内容」や「研修の録画と合わせる教材」に最適な形式です。
プレゼン力があるパワーポイントの良さを存分に発揮できる形式です。
スライド型コンテンツ画面イメージ
(3) 理解度テスト(iSpring QuizMaker)
クイズというのは、言わずもがな、知識の定着には欠かせない形式ですよね。
iSpring QuizMaker では、次のような多彩な問題タイプが作成できます。
- 真偽問題
- 複数/択一選択問題
- 並べ替え
- ドラッグ&ドロップ
- 数値入力
- 記述式
「正しく理解しているか」を測るため、研修の最後や章ごとに組み込むのが効果的です。
並べ替え問題のクイズ画面イメージ
ドラッグ&ドロップ問題のクイズ画面イメージ
(4) 会話シミュレーション(iSpring TalkMaster)
営業・接客・コールセンターなど「会話力」が求められる業務では、分岐型の会話シミュレーションがとても役立ちます。
ロールプレイの代替として、次のようなことができます。
- ロールプレイの代替として活用できる
- 選んだ選択肢でストーリーが変化する
- 判断力・言い回しを鍛えられる
状況に応じて選択をしていくことにより、「実際にやってみる」形式として体験的な学習ができます。
会話シミュレーション教材の画面イメージ
(5) スクリーン録画・動画教材(iSpring Cam Pro)
操作手順を説明する際に必須となる形式で、説明と共に画面遷移を確認できます。
- パソコン画面の録画
- ナレーション追加
- ポインター強調
- 動画編集機能つき
システム操作研修や、一定の動作を実際に見せる場面に最適です。
スクリーンキャスト(画面操作説明)の動画イメージ
(6) インタラクション教材(学習活動)
画面をただ見るのではなく、実際に学習者が“手を動かして”アクションをしながら知識を理解する形式です。
- 手順説明(Step-by-Step)
- タブ切り替え型コンテンツ
- タイムライン形式のコンテンツ
- Q&A形式
・・・など、見た目を分かりやすく整理できます。
学習者を飽きさせずに、能動的に学ばせたいときに効果を発揮します。
インタラクション教材(学習活動)の画面イメージ
2. 目的別:どの教材形式を選ぶべき?
「何を教えたいか」よりも「何をさせたいか」で形式を選ぶのがポイントです。
(1) 知識インプットに最適
知識をインプットするには、次の形式が向いています。
- スクロール型コンテンツ(AI生成)
- スライド型教材
読みやすく、理解の道筋が作りやすい形式です。
(2) 記憶定着・理解度確認に最適
理解度を確認し、記憶を定着させたい場合は、クイズ(QuizMaker)が最適です。
学んだ内容が正しく理解されているかを測ることができます。
(3) 実践スキル習得に最適
現場での対応力や会話スキルなど、「実践力」を身につけたい場合は、会話シミュレーション(TalkMaster)が向いています。
ロールプレイ形式で、思考や判断力を鍛えられます。
(4) 手順説明・操作研修に最適
システム操作や業務手順など、「手順」を教えたい場合は次の組み合わせが効果的です。
- スクリーン録画(スクリーンキャスト)
- インタラクション(手順・タブ・タイムラインなど)
手順は「見せる」「触る」が効果的です。
(5) 印象に残る導入・ストーリーに最適
研修の導入部分や、メッセージを強く印象づけたい場面では、次の形式が役立ちます。
- 動画
- スライド型のアニメーション
最初の5秒で学習意欲を引き出すのに最適です。
3.ケーススタディ:同じテーマでも形式が違えば学びが変わる
例えば「情報セキュリティ研修」を例にすると、教材形式だけで印象がガラッと変わります。
- スクロール型 → 読み物として最低限のルールを理解
- スライド型 → 図解や事例を使って体系的に学ぶ
- クイズ → 自分の弱点が明確になる
- 会話シミュレーション → フィッシングメールへの対応を練習
- スクリーン録画 → 実際のシステム設定手順を見せる
- インタラクション → 情報漏えい事例を“深掘り”して理解する
同じテーマでもアプローチを変えると、学習者の理解の深さがまったく変わります。
4.まとめ:教材形式を使い分けると学習効果が最大化する
教材形式は「どれを使うか」ではなく、
「どう組み合わせるか」 が大切です。
AIが教材生成をサポートする時代だからこそ、人間が判断するべきなのは、
- どの形式が最も伝わるか
- どの形式なら定着するか
- どの形式なら実践につながるか
という“学習設計”の部分です。
iSpring Suite AI は多彩な教材形式を持っているため、研修の目的に応じて最適な教材を柔軟に構築できるので、オススメです。
iSpring Suite AI活用シリーズ
- ① iSpring Suite AIで教材作成がここまでラクに!
- ② eラーニングの効果は“教材形式の選び方”で変わる!~iSpringで最適な学習体験を作る方法~(本記事)
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