iSpring Suite AIで教材作成がここまでラクに!iSpring Suite AI活用シリーズ①
iSpring Suite AIで教材作成はどう変わる?
iSpring Suite AI のAI機能は、デスクトップのPowerPointアドインではなく、
iSpring Cloud上で動作するクラウド型コンテンツ作成機能です。
スライドを1枚ずつ作っていく従来型のスタイルではなく、
ブログ記事のようなスクロール型のWebコンテンツとして教材を生成できるのが大きな特徴です。
これにより、従来のように 「構成を考える → スライドを作る → 画像を探す → クイズを作る」という 細かな作業を積み重ねる必要がなくなり、AIに“土台をまるごと作らせて、人が最後に仕上げる” というワークフローに変えることができます。
コンテンツ作成の題材は「情報セキュリティ研修」に
今回は、どの企業でも定番のテーマである情報セキュリティ(コンプライアンス)研修を題材にして、
iSpring Suite AIで実際にコンテンツを作成してみます。
想定している受講者は、新入社員や若手社員。 日々の業務で最低限押さえておきたい次のようなポイントを含めたコンテンツをAIに作ってもらいます。
- パスワード管理の基本
- 迷惑メールやフィッシング詐欺への注意
- USBメモリなど外部デバイスのリスク
- 社外ネットワーク(フリーWi-Fi)利用時の注意点
- ソーシャルエンジニアリングの典型例
こうしたテーマは、説明テキスト・イメージ画像・理解度確認クイズがバランス良く必要になるため、
iSpring Suite AIのAI機能との相性もとても良いジャンルです。
AIに「お題」と条件を渡すだけで構成ができる
iSpring Cloudの編集画面で、まずはAIに渡す「お題」として、コンテンツの概要を書き込みます。 例えば次のようなイメージです。
社内向けの情報セキュリティ研修コンテンツを作成してください。 対象:新入社員・若手社員 目的:業務で最低限守るべき情報セキュリティの基本ルールを理解させる トピック例:パスワード管理、迷惑メールとフィッシング詐欺、社外ネットワークの利用、 USBメモリ禁止、PC持ち出しルール、ソーシャルエンジニアリング対策など スタイル:専門用語は使いすぎず、読みやすく簡潔に 構成:導入 → 注意点 → 事例 → 事例振り返りクイズ → まとめ
このように「誰向け」「何について」「どのようなトーンで」「どんな構成でほしいか」を伝えると、
AIがタイトル・見出し・本文の流れを自動で作成してくれます。
スクロール型の読み物として本文が一気に生成される
iSpring Suite AIが生成するコンテンツは、
Web記事のような段落構成のテキストとして表示されます。
例えば、情報セキュリティ研修の場合は次のような流れで構成されます。
- 情報セキュリティが重要な理由(導入)
- よくあるリスクとその影響(事例紹介)
- パスワード管理の基本ルール
- 迷惑メール・フィッシングの見分け方
- USBメモリや外部デバイスの危険性
- 社外ネットワーク利用時の注意点
- ソーシャルエンジニアリングの例と対策
- 今日から実践できるチェックリスト(まとめ)
最初の段階では、AIが生成した文章をそのまま確認しながら、 自社のルールや言い回しに合わせて部分的に表現を調整するだけで、 研修用として十分に使えるコンテンツに仕上げることができます。AIが提案してくれた内容をさらに、AIを使ってテキストを追加することによって深めることも可能です。
iSpring Suite AI(iSpring Cloud AI)の入力欄にコンテンツ内容詳細を含めたコマンドを入力します。
AIがコンテンツの内容を自動生成します。
事例や振り返りクイズなどもちゃんと生成してくれました。
画像もAIが自動生成・挿入してくれる
教材作りで意外と時間がかかるのがイメージ画像探しです。
「それっぽい」画像をフリー素材サイトから探し回るのは、想像以上に手間がかかります。
iSpring Suite AIでは、コンテンツの内容をもとに、クラウド側でAI画像を自動生成してくれます。例えば、
- PC画面を見ているビジネスパーソンのイメージ
- 鍵やシールドアイコンなど、セキュリティを象徴するイラスト
- 注意喚起のサインをイメージしたビジュアル
といった画像が、テキストと自然なバランスで配置されます。
画像のスタイルを揃えやすいので、全体のトーンがバラバラになりにくいのもポイントです。
先ほどの例にあげた画像のイメージ「鍵やシールドアイコンなど、セキュリティを象徴するイラスト」をコマンド入力し、画像のスタイルを選択。
AIが画像を何枚でも自動生成してくれるので、良さそうな画像を選択することもできます。
画像をコンテンツページに設置します。
理解度チェック用のクイズもクラウド上で自動生成
従来のPowerPointベースのワークフローでは、クイズを作成する場合、
iSpring QuizMakerで1問ずつ作成するか、Excelで問題を一覧化してインポートする必要がありました。
iSpring Suite AIでは、コンテンツ本文をもとに、確認テスト用のクイズをクラウド側で自動生成できます。
情報セキュリティ研修であれば、例えば次のような問題が作られます。
- パスワードの「使い回し」は推奨される。(○×)
- 不審なメールを開いてしまった場合に、まず行うべき対応はどれか。(四択)
- 公共のフリーWi-Fiを利用する際の注意点として正しいものはどれか。(四択)
AIが作った問題を確認しながら、表現を直したり、自社のルールに合わせて選択肢を微調整するだけで、
短時間で「それなりに質の高い確認テスト」が出来上がります。
AIでクイズを作成します。
AIが既に作ったコンテンツ内容を構造化して、どの部分のクイズを作るか?と質問してきます。
AIがクイズ問題を自動生成。さらにフィードバックまでも!
AIでクイズを作ったら、クイズはコンテンツページに設置され、そこから編集することができます。
クイズ編集画面。ここから画像を追加したり、選択肢を修正したりすることが可能です。
もちろん、SCORM対応クイズとしてクイズの詳細設定もここからできます。
そのままWeb教材として公開、必要に応じてSCORM出力も
iSpring Suite AIで作成したコンテンツは、iSpring Cloud上からそのままWeb教材として公開することも、
LMS向けにSCORM形式で書き出すことも可能です。
URL共有でサクッと見せたい場合はクラウド上で公開し、
学習履歴をLMSできちんと管理したい場合はSCORMパッケージとしてエクスポートしてアップロードする、
といった使い分けができます。
コンテンツができあがったら、レビューの後LMSにアップロードするためにエクスポートへ。
PowerPointベースの従来ワークフローとの違い
従来のiSpring Suite(PowerPointアドイン)を使ったワークフローは、
次のようなイメージでした。
- PowerPointでスライドを作成
- 必要に応じてQuizMakerでクイズを作成(またはExcelで一括登録)
- 音声やアニメーションを追加
- SCORM形式で書き出してLMSにアップロード
一方、iSpring Suite AI(iSpring Cloud)のAI機能は、
- AIにお題と条件を渡す
- スクロール型のWebコンテンツとして本文・画像・クイズがまとめて生成される
- 必要な部分だけ人が調整
- Web公開またはSCORMで書き出し
という流れになります。
PowerPointベースの細かいレイアウト調整やアニメーションが必要な場合は従来のワークフローが向いていますが、
まずはスピード重視でベースとなる教材を一気に作りたい場合には、
iSpring Suite AIによるクラウド制作が非常に有効です。
まとめ:AI×クラウドで教材制作の「土台作り」を一気に自動化
iSpring Suite AI(iSpring Cloud)のAI機能を使うと、
- 情報セキュリティ研修のような定番テーマであれば、構成・本文・画像・クイズまで自動生成
- スクロール型のWebコンテンツとして、読みやすくまとまった教材が短時間で完成
- 人間は、自社ルールへの調整や言い回しのブラッシュアップに集中できる
という形で、教材制作の「土台作り」部分を大幅に効率化することができます。
従来のPowerPointベースの教材作成と組み合わせることで、 「まずはAIで素案を作る → 必要に応じてPPT版の教材やeラーニングに発展させる」という 新しいワークフローも実現できます。
情報セキュリティ研修以外にも、ハラスメント防止研修やビジネスマナー研修など、 社内研修の定番テーマで同じように活用できますので、 ぜひ一度、iSpring Suite AIでAIコンテンツ作成を試してみてください。
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