なぜ教材は増えるのに研修は回らないのか?研修が止まる会社に共通する「構造」
研修が回らない会社のための iSpring Suite AI 製品 活用処方箋シリーズ②
今回は、なぜ教材は増えるのに、研修は回らないのか? 研修が止まる会社に共通する「構造」の話です。教材は存在しているのに、誰もちゃんと見ていない(受講していない)問題とは?
前回の記事 なぜ研修は「回らなくなる」のか?ツールを入れても何も変わらない会社の共通点 は、「研修が回らないのは特に珍しいことではない」という内容でした。
今回は一歩進んで、なぜ同じ問題が、どの会社でも繰り返されるのかを「構造」という視点で整理していきます。
ポイントはひとつだけ。
研修が止まるのは、人の問題ではなく、仕組みの問題です。
研修が回らない会社で起きている“5つの流れ”
まずは、図をご覧ください。多くの会社で、研修は次のような流れを辿ります。
① 教材を作る(コンテンツ作成側)
PowerPoint資料、動画、クイズ・・・担当者は時間をかけて、ちゃんと教材を作ります。
情報を整理し、分かりやすさを考え、「これで大丈夫だ」と思えるところまで仕上げる
ここまでは、どの会社でもしっかりやっています。
② 「一旦完成」する(区切りがつく)
教材が完成し、LMSにアップロードが完了!・・・ここで心理的な区切りが生まれます。
- 「ひと仕事終わった」
- 「あとは使ってもらうだけ」
- 「次の業務に取りかかろう」
この時点で、研修は“成果物”として扱われていきます。
③ 業務に組み込まれない → 受講がおざなりになる(受講側)
教材は存在しているけれど、
- 業務と直接関係なさそうな内容
- 業務フローの中に研修受講が位置づいていない
・・・となり、あくまで受講は受講側の「余裕があるとき」に行うものとして、受講優先順位が下がります。
結果として「とりあえず最後まで再生」として形だけ受講され、 「この研修、あまり役に立たないよね。時間もったいないかも」 という評価が生まれます。
④ 更新されない(コンテンツ作成側)
リリースから時間が経つと、コンテンツは以下の問題が発生してきます。
- 内容が少し古くなる
- 現場の実態とズレてくる
しかし更新はというと、新しい教材を作ることが優先され、後回しになりがちです。
なぜ、この流れは止まらないのでしょうか?
忙しいから? 担当者が足りないから? 現場が協力しないから?
・・・と思いたくなりますが違います。
実際には、次のような構造の中では、ほぼ自動的に起きてしまう流れです。
- 成果物として研修を扱う
- 業務と切り離して設計する
- 研修受講を管理していない
- 更新を前提にしていない
iSpring Suite AIがなぜ優秀なツールと位置づけられるのか
この構造の中で、iSpring Suite AIがなぜ優秀なツールと位置づけられるのか?と言いますと、
- PowerPoint起点なので、修正が特別な作業になりにくい
- 複数機能を組み合わせられるが、テンプレートとして流し込みやすく、修正しやすい
- ツールが使いやすいため属人化せず、分業しやすい
ということが上げられます。つまり、「作って終わり」ではなく、 「更新作業」が自然にコンテンツ作成の流れに入りやすいのです。
また、iSpring LMS上で受講を管理することで上記2の「業務との関連性」と3「受講者の管理」はカバー可能です。具体的に言いますと、
- 受講者のクイズ結果と研修の内容についてのアンケート(選択式/記述式)で受講者の感想を詳細にLMS側で管理できます
- 部門やチーム内で研修管理者を設定可能なため、誰がどの研修を割り当てられ、受講状況をすぐに把握できます
まとめ:問題は「構造」にある
研修が回らない理由を整理すると、こうなります。
コンテンツは作って終わりの「成果物」ではなく、更新し続けるいわば生き物。
受講者の業務をダイレクトにサポートする内容に常にアップデートする必要があります。
さらに、受講者の受講状況を管理する担当者が必須。受講されていない場合、その理由を探っていく必要があります。
次回予告
では、ここで一つの疑問が残ります。
そもそも、その会社は「研修」をどのように捉えているのか?
次回は、研修観(思想)の違いに踏み込みます。
- 研修をイベントだと思っている会社
- 研修を教材だと思っている会社
- 研修を業務支援だと考えている会社
この違いが、「回る/回らない」を決定的に分けます。
研修が回るかどうかは「研修観」で決まる— 研修をどのように「定義」しているか?iSpring Suite AI活用シリーズもぜひご参考になれば!
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